〔目的〕
退職後の資金確保のために、保険に加入することで年金のよう毎年もらえるようにするための生存保険です。
★特徴
個人年金保険にはふたつのタイプがあります。ひとつは支払う保険料は定額、将来もらえる年金額も保険会社が設定する「予定利率」をもとにして定額になる「定額個人年金保険」。将来もらえる年金額を自分で運用する「変額個人年金保険」があります。変額の場合は、自分で複数の投資信託を組み合わせて運用するため受取額が保険料よりも多いこともありますが、運用に失敗した場合元金割れを引き起こします。また受取期間を5年や10年という期間で定める有期年金、終身で受け取れることができる終身保険があります。
変額であった場合A線が積立額に対して基本的な年金を受け取れるを現しているとします。それに対しB線は資金運用に成功し基本の線Aを超すことが出来ました。対して資金運用に失敗したCは元金の線Aをした回る結果となります。成功した場合は基本の年金額に運用益から保険の部分を引いた残りが加算されます。ですが、失敗した場合は基本の年金額にも満たない額を受け取ることとなります。定額であった場合、基本を保障される結果となるのでBのように大きく増えることはありませんが、Cのようにリスクを冒すこともありません。
★個人年金保険のメリット
・老後の資金を確保できる
・条件をクリアすれば、生命保険料控除とは別の個人年金料控除を受けることが出来る
★個人年金保険のデメリット
・支払い開始してしまえば解約は出来ない。
・元金割れのリスクがある
★個人年金保険を契約した方がいい場合
現在の生活(住宅や養育)に対しての資金がきちんとある人、長期的に高い保険料を支払う能力がある人。その上で老後の資金を確保したいという人。また女性の場合平均寿命が高いので終身年金がおすすめです。
★個人年金保険をやめておいた方がいい場合
現在の生活(住宅や養育)に対しての資金を確保できていない人、高い保険料を支払う能力を有さない人、元金割れのリスクをおかしたくない人、変額の場合投資の知識がない人などは手を出すことはお勧めしません。
《個人年金保険契約のポイント》
公的年金の支給は65歳となっています。ですが、定年は60歳、早期退職であれば50 代から職がなくなります。この保険はその年金がない間のつなぎとしてよく使われます。ですから、そのような目的の場合60歳から65歳までもらえる5年確定保険にしておきましょう。また、身寄りがない場合、死亡後に資産を残す必要はありません。ですから短期もしくは保障期間なしに設定することで、受取額を上げることが可能です。
家計に負担が大きいときには、見直しをすることをおすすめします。受取額を減らすことで保険料の減額は可能です。
