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生命保険を考える-生命保険見直し・転換

生命保険を見直すとき

生命保険契約とは、超長期保険ともいわれ、その保障が障害に渡るものが多いわけですが、この見直し、きちんと計画的でなくてはあまり役に立たなくなってしまいます。

保険の見直しをする時期とは、一般に保険料が上がる場合、つまり30歳前後、40歳前後、50歳前後ですが、中でも30前後は一般的に結婚という事がありますね。

まずは自分の加入している保険の種類を知る必要があります。

保険を見直す事を迫られのは、ライフサイクル、「人生設計」のなかで、生活が大きく変るときです。その時、契約している保険では対応できていない場合があります。

しかしながら、気になるのは付加する特約によって、今までの保険とどのように変化するのか、これは制度的にきちんと決められたルールがあるのですが、そこ当たりを中心に、お話しを進めていきましょう。

まず保険の見直しをする際に、最も早い時期に契約し、その生命保険に納得がいかないなら、解約して払戻金がほとんど戻らなくても、契約者は痛手を被りません。しかしながら、定期保険を除く終身死亡保険などの場合、保障は生涯続くものの、途中解約は何のメリットもありません。そもそも再加入が難しくなりますし、保険料を納めた実績が途中できれているわけですから、確実に初めに入った保険の条件では、契約が難しくなります。

ここでいう見直しとは、あくまで現在加入している保険の見直しについてであり、解約して他の保険に切り替える”再契約”ではありません。保険を選ぶ際はまさに初めが肝心であり、以後継続して保険料を納めることで再設計が可能であると考えるべきでしょう。

最近は確かにたような保険商品が出回り、にたような商品なのに、いわゆる保険会社が独自の名称を付けるため混乱しやすいのですが、その保険には必ず決まった保険形式があります。特約を除いた基本となる生命保険のタイプです。まずそこに注目して、自分の保険の基礎になっている部分の把握から、保険の見直しは始ります。

ではその保険見直しに関する制度を見ておきましょう。

まず保険の見直しが必要になった際は、「契約転換制度」、「定期保険特約などの中途付加」、「追加契約」の活用が考えられます。契約の継続に関する制度はこの3つが大きく係わっています。

その仕組みは、契約転換制度の場合、特徴としては保証額の見直しと同時に、保険の種類や期間、付加する特約などを総合的に変更することです。仕組みとしては、現在の契約を解約することなく、その責任準備金(責任準備金とは. 責任準備金とは、保険会社が、将来の保険金や給付金の支払のために積み. 立てておくための準備金です)や配当金(剰余金)などをいわば、自動車の下取り価格とと同じように、新しい契約の一部にあてることです(転換価格という新しい契約のための資金にあたるもの)。

これにより、現在の契約は消滅し、新しい契約をしたときと同じようになります。保険料はこの制度を使って契約した年令、保険料率により計算しますから、まるで初めの契約に戻ったようなかたちです。転換価格をあてたことで、割り引いた保険料を払い込む形をとります。

これにより、保障内容、保険金額、保険料などが全く新しく切り替わります。

この見直しが必要なのは、家族構成の減少(子供の独り立ち、離婚、老後など)などの比較的保険料の見直しをしなくてはならない場合や、不要な特約を減らし、死亡のリスクをとるより、医療保障を厚くし、保険金全体を引き下げる場合などの時によく使われます。40代を過ぎると家庭の支出はある程度落ち着き、将来を見据えた貯蓄型保険などに加入したい場合、高額な死亡保障の必要が無くなってきた場合などです。

この制度を使った場合、募集に関しては法令上の規制があります。それは必ず転換前と転換後の契約に関する重要事項を対比した記載のある書面を交付し、きちんと説明する義務が保険側にあるので、必ず書面を受領し旨、受領印など何らかの確認事項がなければなりません。

次に、定期保険特約などの中途付加ですが、この特徴は現在の契約の保障内容や保険期間は変えず、死亡保証額を増やすことです。仕組みとしては、現在の契約に定期保険特約をつけることで、死亡保険金を上乗せして保証額を大きくする方法をとるというもの。

この場合、現在の契約はそのまま継続します。

この場合も中途付加した契約時の年令、保険料率によって中途付加する保険料を計算し、現在の保険料に新たに加えるかたちの保険料を払い込むかたちになります。この場合多くは保険料はあがります。結婚や住宅ローンを組んだ場合など、死亡による家庭ののリスクが非常に高くなった場合など、万が一の保証額を増やしたい場合などに使うことが多いですね。

次に追加契約。これは、現在の契約はそのまま変らず継続して、その契約とは異なる内容の保障を追加することです。一見、前記の内容と似ていますが、仕組みとしては現在の契約に追加して新しい保険に契約するのと同じなので、契約は2件となります。この場合も契約時の年令と保険料率によって、新しく保険料を計算して現在の保険料と合わせて支払うかたちとなります。

老後の蓄えとして、後から年金保険に入る場合などによく使われます。この場合も、単独で契約というより、継続している生命保険契約があることが前提で、契約転換と併用し、保険全体の見直しをした場合など、保険料の負担を最低限押え、その代わり貯蓄性を厚くしたい場合などに利用します。

ここで解約に関することについて言及しておきましょう。

見直しをする際に、保険会社を変えず、しかしながら、保険料が払えないが、契約は続行するという方法です。そもそも契約保険会社を変えてしまうと、払戻金(ほとんどかえってきませんが)をてにして、全く新しい保険にまたその年齢に合わせて、保険料率を計算、結果的に保険料が上がってしまったなんて事はよくあることです。

しかしながらある程度保険料は納めたのですから、これを無駄にするのは非常に意味がありません。そこで、以後の保険料の払い込みを中止して、元の保険期間を変えないで、一時払いの養老保険あるいは元の契約と同じ種類の保険に切り替えたものを払い済み保険といって、この場合保障は生きた状態で継続します。

この場合は当然、保険金額は小さくなり、各種特約がついた契約は、その特約部分は変更適用後、特約部分が消滅します。


その他、以後の保険料の払い込みは中止をするが、その時の解約払戻金を元に保険金を変えずに一時払いの定期保険に切り替える方法をとるというものです。これは延長(定期)保険と呼ばれ、特約がついた契約の場合、やはり特約部分は消滅しますが、一定期間に限る保障は継続するという方法です。

解約払戻金を元にするので、保険期間が縮小すれば、期間満了となった時点で契約は消滅します。つまり定期保険に切り替わるので、保障満期が元の保険とは違って、保険期間満了時(通常なら保険料を納めている期間)が保障期間の終了です。

仮に元の契約の保険期間より、切り替えたことによって保険期間が延長した場合、あくまでも元の契約が有効になり保険期間はそのままになりますが、保障満了となった時点で生存保険金(精算したお金)が保険会社から支払われます。この場合、それは精算したお金ですので、元の契約の満期保険金よりは小さいものになります。


また解約とは違うのですが、保険期間中、途中で保険金額(満期保険金、死亡保障保険金)を減らす、減額という手段もあります。これは減額後の保険金と、元の保険金のとの差額は解約されたものとして取り扱い、解約払戻金としてあれば、契約者に戻されます。これは長期契約などで、保険料を他と比べ高すぎるので見直してみたら、死亡保険金の額が余りに高額だったなどという場合、考えられる方法ですね。長期間の契約ですでに多くの保険料が支払われた場合は、まとまったかたちで解約払戻金が戻る場合があります。

以上が保険見直しの際によく使われる方法です。保険会社をコロコロ変えることに、実のところメリットはありません。契約時年令、保険料率の関係から、見直し=保険会社の変更と考えない方がいいでしょう。

こうして考えると、長い間蓄積されたシステムのため、よく仕組みを知れば上手に保険と付き合っていけることがわかります。

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